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レーザー治療のメリット

 

椎間板ヘルニアでレーザー治療を選択すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

  1. 手術時間が短い!

    メスで体を開く必要がなく、局部麻酔のみで患部の治療を行うため、従来の切開切除手術よりも手術時間は短くなります。

  2. 傷がない!

    メスで体を開かないため、体に傷は残りません。体に傷が残るため手術をためらっていた人に最適です。

  3. 効果が現われるのが早い!

    来院した時に腰の痛みで自足歩行ができなかった人でも、手術の翌日には自分の足で帰ることができたという例があります。

  4. 術後の回復が早い!

    局所麻酔のため全身への負担も軽く、メスで体を開かないため傷口もなく、体力の回復が早くなっています。

  5. 入院期間が短い!

    従来の切開切除方法では、3〜4週間の入院期間が必要でしたが、レーザー法では1泊2日の入院も可能です。

  6. 翌日から入浴可能!

    メスをいれないため傷口がないので翌日から入浴など通常の生活を送ることが可能です。

 

レーザー治療は、従来の手術にはなかった様々なメリットがあります。

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レーザー治療の効果

 

従来の椎間板ヘルニアを切除する方法とは違って様々なメリットを持つ「レーザー治療法」。
しかし、このレーザー治療法は、効果が期待できない場合があります。

 

残念ながら、ヘルニアである椎間板内の髄核が椎間板から飛び出しただけではなく、そのまわりのじん帯さえも破ってしまっている場合には、レーザーの効果はほとんどあらわれません。

 

これは、じん帯まで破ってしまった事によって椎間板内の内圧が低くなり、レーザーの光が伝わりにくくなるためです。
ヘルニアである髄核がじん帯に囲まれた状態のままだと、椎間板内圧は高くなっており、レーザー光が伝わりやすく、除圧効果が期待できます。

 

レーザー治療と副作用

 

椎間板ヘルニアでレーザー治療を選択した場合、副作用のほとんど心配はありません。

 

 

従来のヘルニアを切除する外科的手術法では、椎間板周辺の組織が癒着したり、感染などの合併症や再発の可能性が高いとされていました。
しかし、レーザー治療は体にメスを入れるわけではなく、ピンポイントで患部に作用するため、副作用がほとんどない治療法となっています。

 

レーザーと椎間板ヘルニア

 

椎間板ヘルニアの治療法といえば、まずは「保存的療法」がおこなわれます。

 

重いものを持たない、姿勢を正す、よい寝具を選ぶ、体操をする他、薬物療法やブロック神経療法などです。
しかし、これでよくならない場合は、依然は手術しか選択肢がありませんでした。

 

全身麻酔をかけて体にメスを入れるしかない。
しかも、入院期間は3週間、4週間かかる。

 

患者にとって大きな負担になる手術に代わって登場したのが、「レーザー治療」です。

 

 

椎間板ヘルニアに対するレーザー治療は、正確には「経皮的レーザー椎間板減圧術」と呼ばれ、椎間板内の圧力を減らし、痛みやしびれを取り除くというものです。
レーザー治療は従来の切除手術と違って、体にメスは入りません。

 

麻酔も局所麻酔で、傷口も出血もないため入院も早ければ1泊2日という画期的な治療法なのです。

 

 

レーザーとは?

 

一般に「活版印刷術」「羅針盤」「火薬」をルネサンスの三大発明と言います。
ルネサンスは14〜16世紀にかけておこった歴史的・文化的諸運動のことです。
同じように、21世紀においてもルネサンスのような歴史的な動きはないものの、三大発明はあります。

 

「トランジスター」と「原子力」と「レーザー」です。

 

このうちの、レーザーは実に様々な分野において活躍していて、私達の生活に大きく関わっています。

 

 

電気・電子分野、土木・建築分野、エネルギー分野、自動車産業分野、計測器産業分野、生活・環境・農業分野、宇宙・航空分野、通信・情報分野などあげればきりがありません。

 

身近な例としては、スーパーのレジで使用されているバーコード読み器やCDやLD、プリンターなどに使用されています。
そして、医療の分野においても、レーザーはその能力を発揮していて、歯医者や眼科、皮膚科などの治療法として取り入れられています。

 

最近では、椎間板ヘルニアの手術にも用いられています。

 

レーザーの歴史

 

レーザー光は、自然の太陽光などとは違ってレーザー発振器を用いて人工的に作られます。
かの有名なアインシュタイン博士が原理を発見し、その後、米物理学者メイマン博士によってルビーの光からレーザー光を発光させることに成功しました。
1960年のことです。

 

その翌年にはさっそく米の眼科医が網膜はく離の手術にレーザーを使用したという記録が残っています。

 

レーザーは、その後徐々に広まり、1970年に膀胱結石の手術に使用されたことをきっかけに急速に医療界に浸透していきました。
今では切るしかなかった椎間板ヘルニアに対しても用いられるようになりました。

 

レーザーの医療分野における役割

 

医療分野において、今では常識となっている「レーザー治療」。
その始まりは、アメリカの眼科医による網膜はく離の手術でした。

 

その後、医療のあらゆる分野に急速に広まり、現在では眼科、外科、整形外科、皮膚科など様々な治療法として活躍しています。
レーザーが治療という目的に対して果たす役割は、大きく分けて二つあります。

 

まず1つは、「組織の破壊」です。

 

問題のある箇所を破壊する、つまり、切除したり砕いたり、蒸散させたりといったことがそうです。
これは、高出力の光「ハードレーザー」と呼ばれています。

 

 

もう1つは、「組織の活性化」です。

 

こちらは、傷の修復や痛みの緩和などに使われます。
ハードレーザーに対し、低出力の光「ソフトレーザー」と呼ばれています。

 

椎間板ヘルニアのように、患部自体をとりのぞきたい場合は、「ハードレーザー」が使われます。

 

レーザーの医療分野における作用

 

治療目的で使用するレーザーは、その出力圧が高いか低いかによって「ハードレーザー」と「ソフトレーザー」の2つにわけられます。

 

また、出力の量によって作用法も異なり、「熱作用」「刺激作用」「光化学作用」の3つにわけることができます。

 

・熱作用は、出力圧の高低の違いによりさらに3つに分けられます。
「気化」「蒸散」「タンパク変性」です。

 

気化は、主に外科的手術の切開や切除に使われたり、尿路結石・胆道結石などの砕石に使われます。

 

蒸散は、椎間板ヘルニアにおいて組織を蒸散させたり、また血管を吻合(ふんごう)したり、皮膚科におけるあざやしみを消すといった作用があります。
タンパク変性は、眼科において網膜光を凝固したり、前立腺縮小に使われます。

 

・刺激作用は、おもに傷の治癒を促したり、炎症を抑えたりします。
・光化学作用は、特定のがんの治療に使われます。

 

 

レーザー治療の問題点

 

「手術時間が短い」「体に傷が残らない」「高齢患者への効果が高い」「入院期間が短い」などのメリットがあるレーザー治療法。

 

従来、椎間板ヘルニアの外科的治療として切除手術しかありませんでしたが、
最近になって、このレーザー治療法が注目を集めるようになりました。

 

 

しかし、このレーザー治療はまだ歴史も浅く、レーザーそのものの効果もまだ研究途中であるということには問題があります。

 

 

これまでに、レーザーの出力量や照射時間などが原因で、医療事故につながったということが実際にありました。
医師はレーザー治療に対する技術を現状よりももっともっと向上させ、医師・患者ともにレーザーに対する知識を深めることが今後の課題といえます。

 

レーザー治療と高齢患者

 

椎間板ヘルニアのレーザー治療法は以外にも高齢者に効果があるという統計が出ています。
高齢者の場合、保存療法を行うにも限界があり、また手術に耐えうる体力も少ないというのが現状です。

 

 

こでまで、そういった人は死ぬまで椎間板ヘルニアという病気と付き合っていかなければいけない、と悲観的にならざるを得ない状況でした。

 

しかし、レーザーによる治療法がそういった高齢者に明るい未来をもたらしたのです。

 

 

なぜ、レーザーが高齢者に良いのか。

 

それは、まず体への負担が少ない治療法というのもあります。
高齢者の椎間板は、加齢により水分が少なくなっています。

 

そのことが、レーザーにより反応しやすい状況を作っているのです。
高齢だからと諦めずに、レーザー治療を受けてみると良いでしょう。

 

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