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頚椎椎間板ヘルニアになったら

 

東洋医学から発祥した鍼やマッサージとは異なり、カイロプラクティックや整体は、西洋医学から生まれたものです。
しかし、その効果にはいまひとつ疑問が残ります。

 

なぜなら、カイロプラクティックや整体はその歴史は古いものの、未だに国家資格を要する医学としては認められておらず、
独自の修行をもとに開業する事ができるものだからです。

 

 

特に頚椎椎間板ヘルニアなど、ナイーブで重要な箇所に問題がある病気には、逆に症状の悪化を招く可能性があるためあまりおすすめできません。

 

ヘルニアの症状がある程度治まって、気分のリフレッシュや身体をほぐす目的で訪れる程度なら問題ないでしょう。

 

頚椎とは?

 

頚椎とは、背骨の中でも上部、いわゆる首の部分を指します。
私達人間の脊椎(背骨)は、頚椎・胸椎・腰椎などいくつかの骨が連結して成り立っていますが、頚椎はさらに細かく分かれ、7つの骨で構成されています。

 

7つの骨の間には椎間板と呼ばれるクッション機能を持った軟らかい軟骨の板があり、首の上の頭の前後左右上下の複雑な動きを支えています。

 

その動きに柔軟に対応するために、首というのは身体の中でも細くなっていて、動きやすくなっています。

 

 

しかし、頚椎の中には血管や神経、器官や食道など重要な器官が通っており、その役割の重さに比べて存在が細くて軟らかすぎるために、
重力や衝撃に負けやすく、トラブルの発生しやすい部位となっています。

 

そういった理由から、頚椎椎間板ヘルニアを発症させる人の割合も高くなっているのです。

 

頚椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアの違い

 

椎間板ヘルニアは、脊椎(背骨)を構成している椎骨と椎骨の間にある椎間板に起こる病気です。

 

 

どの部分にも、ヘルニアが発生する可能性はあるのですが、そのほとんどが首の辺りの頚椎椎間板ヘルニアと腰の辺りの腰椎椎間板ヘルニアとにわけられます。

 

同じ脊椎の椎間板で起こる病気ですが、実は、双方の症状や治療法は同じではありません。

 

 

なぜかとういうと、まず第一に頚椎と腰椎では椎間板の厚みや大きさが違います。

 

 

 

また、人間の脊椎は2足歩行をするための複雑な動きに合わせた複雑な彎曲を持っています。
脊椎の上部と下部では曲がり方が違うし、動きも違うのです。

 

 

したがって、椎間板の中心の髄核の飛び出し方(ヘルニア)も、頚椎の場合は骨棘を伴っていたり、外周の繊維輪を伴って脱出していたりする場合が多く、腰椎にはそれは見られません。

 

 

腰椎ではぎっくり腰に代表されるように、腰痛が症状の大半を占めていますが、頚椎だと痛みというより、四肢のしびれが多くなるのです。

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頚椎椎間板ヘルニアに有効な治療法まとめ

保存的治療

頚椎椎間板ヘルニアは、腰椎椎間板ヘルニアと同じように、あくまでも手術に頼らず保存的治療が望まれます。

 

急性期の痛みは2,3日、長くても1、2週間でおさまりますが、痛みが長く続いたり神経症状が強い場合には、最終的に手術をすることになります。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアに比べ、頚椎椎間板ヘルニアの場合、手術に至る例は少ないようです。

 

ゆとりを持った首の動き

 

頚椎椎間板ヘルニアになったら、まず第一に、首をあまり動かさないことが大切です。

 

急性期にはその痛みのために、寝ているのも辛いくらいでしょうから、動かしたくても動かせない状態が続きます。

 

 

しかし、急性期を過ぎると痛みはだいぶやわらぎ、日常生活はなんとか送れるようになってきます。

 

 

首を動かさないように、と気をつけていても、首は私達の身体の中でとても重要な動きを担っているので、動かさないということは大変な事です。

 

あまり、首にばかり意識がいってしまっては、逆に変な懲りが発症して症状が悪化する可能性もあります。
急な動きやハードなスポーツなどは避け、できるだけゆとりを持った行動で生活するよう心がけてください。

 

特に、美容院や歯医者では首を反らせて横になるため、ヘルニアの発症している期間は避けたほうが良いでしょう。

 

頚椎カラー

 

時々、街中で首に太いコルセットを巻いている人を見かけます。

 

あれは『頚椎カラー』と呼ばれるもので、いわゆる頚椎椎間板ヘルニアになった時に首を固定するためのものです。

 

 

種類も綿素材のもの、マジックテープで着脱簡単なもの、ソフトなもの、硬めのものと色々あり、
急性期には痛みを緩和したり姿勢を保持するのに役立ちます。

 

しかし、1枚だいたい2000円前後するのに、健康保険の適用がききません。

 

人によっては、1日で痛みがおさまる人もいるので、少々割高な治療法となっています。
再発を繰り返している人には、いいと思います。

 

枕を選ぶ

 

枕は、日中平均8〜10kgの負担がかかっている首を休めるために、とても重要な存在となっています。

 

頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、その枕の存在意義はより大きくなります。
首に負担をかけず、少しでも早く症状がよくなるよう、普段から自分にあった枕を使用しておくことが大切です。

 

 

柔らかい枕や低すぎる枕はよくありません。
もちろん高すぎる枕も首を痛めるだけです。

 

そば殻の枕は、しっかりと首が安定するためによいでしょう。

 

また、最近ではオーダーメイドの枕が増えてきています。
自分の頭の形、首の彎曲にあったジャストなサイズの枕を注文するというのもよいでしょう。

 

 

頚椎椎間板ヘルニアにかからずとも、自分に合った枕で首をしっかり休めることは、翌日の身体の状態をよりよいものにするでしょう。

 

牽引

 

整骨院などでよく見かける光景の1つとして、先に金具をつけた太いベルトのようなものが上から吊り下げられていて、そのベルトの部分を首にあてている患者さんがいます。

 

 

これは、「牽引」といって、首を無理のない程度にひっぱり、頚椎を伸ばす治療法です。

 

 

この治療法によって、頚椎椎間板ヘルニアの症状である「手足のしびれ」が解消されます。
急性期のもっとも痛みの強い時には使用せず、少し経ってからリハビリという目的でおこなわれます。

 

理学療法

 

頚椎椎間板ヘルニアの治療法として、最近注目を集めているのが「理学療法」です。

 

 

理学療法は、椎間板ヘルニアだけではなく、交通事故などによる身体機能障害の回復や
脳卒中による麻痺の回復から、新生児の運動能力の遅れの回復まで多岐にわたり、その効果が期待されるトレーニング(リハビリ)方法です。

 

 

21世紀になってから医療の世界において注目され始めている新しい分野で、理学療法を行う場合、整体やカイロプラクティックなどと違って国家資格を要します。
この療法を行っている病院も徐々に増えてきているため、是非近隣の病院で理学療法が行われているかどうか、一度調べてみてください。

 

温・寒療法

 

頚椎椎間板ヘルニアは、腰椎椎間板ヘルニアのような激しい痛みが出る場合は少ない傾向にあります。

 

しかし、やはりヘルニアが起こっている箇所に痛みが伴う場合もあり、温めたり冷やしたりすることである程度緩和することがあります。

 

 

一般的に、慢性の痛みには温め、急性の痛みには冷やすと良いと言われますが、
ヘルニアを発症した直後は冷やし、その後徐々に温めていくのが良いでしょう。

 

 

ヘルニア発症の急性期においては、冷やす事で痛みの閾値(へきち=痛みを感じる限界値)を上げることによって、ヘルニア自体の痛みを感じにくくします。

 

 

急性期が終われば、筋肉をリラックスさせ周囲の循環をよくさせるために温めます。

 

首に余計な力が加わり、コチコチに固まってしまったままでは治るものも治りませんので、
じっくり温めるという行為は痛みを和らげるだけではなく、症状の早期回復にも効果があると言えます。

 

鎮痛剤

 

頚椎椎間板ヘルニアにおいて、鎮痛剤の使用は非常に効果のある治療法です。

 

 

同じ椎間板ヘルニアでも腰椎椎間板ヘルニアよりも、力の入る箇所が狭く、より緊張しやすくなっており、
その緊張が痛みをさらに強くしてしまうという悪循環に陥ってしまいやすいからです。

 

 

胃腸の弱い人にはあまりおすすめできませんが、そうでなければ鎮痛剤を打って、体力を保ちながら他の治療を進めていったほうが効果があります。

 

 

熱を出したときに飲む解熱剤と同じで、症状自体を治すわけではありません。
あくまでも痛みをおさえ、他の治療に力を注げるようにするためのものです。

 

トリガーポイントブロック

 

頚椎椎間板ヘルニアを発症すると、痛みを伴う場合があります。
その中でももっとも痛みを感じる箇所を、「トリガーポイント(発痛点)」と言います。

 

 

医学用語で、主に脊髄から枝分かれした末梢神経が筋肉や筋膜を貫いている部分に多くみられ、東洋医学では「ツボ」と言われています。

 

 

トリガーポイントは発症した患者によってその痛みの程度や部位などが異なるので、慎重な診断が必要になります。

 

 

 

このトリガーポイントに麻酔や抗炎症剤を注入する事で、痛みの元になっている物質が抑制されたり、
結構の改善、周囲の交感神経の興奮の抑制などに効果があります。

 

これを「トリガーポイントブロック」と呼び、頚椎椎間板ヘルニアの療法として有効な手段の一つとされています。

 

肩甲上神経ブロック

 

頚椎椎間板ヘルニアを発症すると、肩から手にかけてしびれを伴うことがあります。

 

ひどい時には痛みを伴うこともあり、そういうときには「肩甲(けんこう)上神経ブロック」というブロック療法が効果的です。

 

 

ブロック療法というのは、痛みの原因となる物質やその周辺の異常な緊張・興奮を取り除くために、麻酔や抗炎症剤を注入するものです。

 

肩甲上神経は、肩の関節やその周辺、肩甲骨、腕などの知覚と運動を支配しています。
ここに麻酔を注入する事で、椎間板ヘルニアによって痛みが起こっている部分をブロックし、痛みを緩和することができます。

 

星状神経節ブロック

 

人間の首(頚椎)は7つの骨がつながって成り立っていますが、一番下の骨いわゆる7番目の骨は、後ろに大きく飛び出した形をしています。

 

 

この形が、ちょうど星のように見えるため、星状神経節と呼ばれています。

 

 

この星状神経節は、頭や顔、首、腕や、心臓や肺といったものの交感神経と複雑につながりあっています。
つまり星状神経節の状態は、頭、顔、心臓などに多かれ少なかれ影響を与えるという事です。

 

 

頚椎椎間板ヘルニアを発症した際に、外科的な症状だけではなく、吐き気やめまいなどの自律神経失調症を併発する場合があります。
そういった際に、この星状神経節に麻酔薬を注入する事で、自律神経の症状を和らげる効果が期待されます。

 

ただし、1回受けただけでは効果が少ないようです。
病状と相談しながら、数回以上受けることが必要です。

 

硬膜外ブロック

 

人間の脊椎(背骨)の中には、脊髄と呼ばれる神経幹が通っています。

 

 

脊髄は、くも膜、軟膜、硬膜の3つの膜で覆われていて、重要な役割をしています。
病院でおおがかりな外科的な手術をする際には、全身麻酔が行われますが、近年では硬膜外への局部的な麻酔も併用されるようになってきました。

 

 

この硬膜外麻酔は、手術部位の無痛と筋弛緩(きんしかん)を目的に行われます。
日本ではまだあまりメジャーではありませんが、出産時の無痛分娩法としても、この硬膜外麻酔が使われています。

 

 

頚椎椎間板ヘルニアの患者にも、発症した直後の痛みの急性期の負担を減らすために、
硬膜外麻酔と同じ方法である「硬膜外ブロック療法」が用いられることがあります。

 

 

まず、硬膜外に局所麻酔剤などを注入することで、交感神経や知覚神経の機能を一時的に抑制されます。

 

 

その効果として、痛みの緩和や、血行障害の緩和があげられます。
このブロック療法を行うことで、我慢できない激痛を伴う時期の負担を軽くする事ができます。

 

鍼治療

 

頚椎椎間板ヘルニアの治療法は様々あります。
そのどれが一番有効かと言われても、はっきりとした答えはありません。

 

 

 

その症状の種類や発症部位、症状の出方など、人によって様々ですし、どういう治療法がその人の体に合っているのかというのも、みんな同じではないからです。

 

 

安静にしていれば自然と治るもの、薬物療法をおこなって治るものもあれば、さまざまなブロック療法(麻酔薬注射)を試みても一向に改善しないものもあります。

 

 

病院で治療しているが、日に日に症状が悪化している。
どの方法を試してもまったく症状が治まらない。
といった患者の存在も否定できないのです。

 

 

中国生まれの鍼治療は、時にそういった治りにくい患者への治療法として有効である場合があります。

 

 

もともとは中国発祥ですが、日本国内で独自の発展を遂げ、日本特有の鍼治療方法として存在しています。

 

実際に、病院で行われるあらゆる治療を試みても治らなかった患者が、鍼治療を受けて改善に向かったという例はいくつもあります。
ただし、鍼灸は国家資格を保有するものなので、かかりつけの鍼灸師がきちんと免許を持っているかどうかの確認が必要です。

 

水泳は基本NG。リハビリにはOK

 

水泳と聞くと、浮力で体への負担が少なく、リハビリなどに最適なスポーツというイメージがわきます。

 

 

実際、スイミングスクールに通ったりアクアビクスをしたりするということは、心身ともに健康になるとうたわれています。
しかし、実は、椎間板ヘルニアを発症する患者の中にスイマーが多い事をご存知ですか?

 

 

水泳はスポーツとしてきちんとおこなうと、意外にも体への負担、特に背中から腰にかけての負担がとても大きいものなのです。

 

頚椎椎間板ヘルニアの治療法としては、効果は期待できないでしょう。

 

 

ただし、頚椎椎間板ヘルニアになると、首が自由にならなかったり手足がしびれたりすることで、その辺りの筋肉が低下しがちです。

 

 

そのリハビリという目的であれば、水の中で緩やかなメニューの運動を行うことは良いでしょう。
もっとも、頚椎椎間板ヘルニアは反ったり捻ったりする行動が禁忌されるので、息継ぎの際に首を反らす平泳ぎや左右に状態を捻るクロールなどは避けましょう。

頚椎椎間板ヘルニアとむち打ち症

 

頚椎椎間板ヘルニアの症状と似ている病気の一つとして、「頚椎捻挫」があります。

 

 

頚椎捻挫とは、俗に言う「むち打ち症」のことで、交通事故やスポーツなどで首が衝撃を受け捻挫した状態をいいます。
頚椎椎間板ヘルニアと同じように、首に痛みやしびれを感じたり、首の運動が制限されたり、吐き気・めまいなどの自律神経失調症が出ることもあります。

 

 

特に、交通事故で発症した場合は精神的なダメージも多いため、
頚椎椎間板ヘルニアよりも、吐き気・めまい・耳鳴り・といった症状が出やすくなっています。

 

 

治療法も、頚椎椎間板ヘルニアと同じように安静にした上で、頚椎カラーを着用したり抗炎症剤や筋弛緩剤の処方、理学療法、ストレッチなどが用いられます。

 

 

自律神経失調症が多く見られる場合は抗不安剤を処方する場合もあり、外傷なのか心因性であるかの診断が難しい病気でもあります。

 

胸郭出口症候群

 

首の神経(頚神経)と腕の神経のつなぎめを、「胸郭出口部」といいます。

 

この胸郭出口が、周囲の骨や筋肉によって圧迫されたり牽引されたりする事によって、頚椎椎間板ヘルニアと同じような首の痛みやしびれが起きます。

 

 

これを、「胸郭出口症候郡」と言います。

 

 

椎間板ヘルニアより症状例は多く、首や肩、腕の痛みやしびれだけではなく、
背中の痛み、頭痛、肩こり、冷感など様々な症状を起こします。

 

さらに、腕の神経は周囲の交感神経と密接につながっているために、自律神経失調症を伴うことも多くあります。

 

 

また、頚椎椎間板ヘルニアは加齢が大きな原因であるため、年齢が進むにつれて発症率も高くなっていきますが、
胸郭出口症候群の場合、20〜30代の女性に多く発症します。

 

これは、頸部の筋肉が弱い事が原因とされています。

 

 

逆に男性の場合は中高年に多く、頸部よりも腕部に問題があり、腕の神経や血管が周囲に圧迫されるような、
怒り肩、筋肉質、短首の人に発症しやすい病気となっています。

 

たいていは生活態度を改善したり体質改善によってある程度治療できますが、症状のひどい場合は手術にまで及ぶ場合もあります。

 

 

頚椎後じん帯骨化症

 

頚椎椎間板ヘルニアと同じような症状『痛み・しびれ・首の運動制限、肩の懲り』などが起こる病気で、
原因が不明で治療が困難な病気として特定疾患に指定されている「頚椎後じん帯骨化症」というものがあります。

 

 

その名の通り、じん帯が骨になってしまう病気です。

 

 

頸部には、後縦じん帯、前縦じん帯、黄色じん帯、棘上じん帯、棘間じん帯の5つのじん帯があります。
その中の後縦じん帯が、徐々に骨化してしまうのです。

 

原因が不明ですが、今までの研究で遺伝的要因が強いことがわかってきています。

 

 

発症初期には頚椎椎間板ヘルニアと同じように、首の痛み、運動制限、肩の凝りなどが起こります。

 

そのままにすると、頚椎自体の老化が進んだり他のじん帯の骨化が始まったりして、様々な弊害が出てきます。

 

 

髄骨や神経まで圧迫し始めると、痛みやしびれだけではなく、歩行に障害が出たり排尿や排便に障害が出たりします。
診断は、レントゲンで容易にできます。

 

じん帯はレントゲンに写りませんが、骨化するとレントゲンに写るからです。

 

 

頚椎椎間板ヘルニアだと思って自宅で養生するのはいいですが、
長引いたり症状が悪化するようだと、きちんと医師に診てもらった方が良いでしょう。安易に自分で判断するのは危険です。

 

 

頚椎症

 

疲労や加齢などが原因で、頚椎付近の様々な部位が変形していきます。

 

椎間板や椎間関節といった首を動かすのに重要な部位が、磨耗・変形・ずれなどを起こすと、首周辺や上肢に痛みやしびれを感じるようになります。

 

これを「頚椎症」といいます。

 

 

頚椎の神経の根元(頚神経根)が圧迫されると、「頚椎症神経根症」になり、脊髄が圧迫されると「頚椎症性脊髄症」になります。

 

 

いずれにしても、レントゲン検査やMRI(核磁気共鳴画像法)によって診断されます。
頚椎椎間板ヘルニアと違って、急性の痛みやしびれはなく、徐々に痛み出したりしびれ出したりします。

 

 

 

犬の頚椎椎間板ヘルニア

 

ダックスやペキニーズ、シーズーやビーグルといった犬種に、人間と同じ頚椎椎間板ヘルニアの発症が起こる場合があります。

 

 

これらの犬種が、前足と後ろ足がともに引きつったように伸びた感じになっていると、頚椎椎間板ヘルニアが疑われます。

 

 

 

基本的には3〜6歳頃に多く、上記にあげた犬種は軟骨である椎間板が骨のように石灰化しやすい体質のために、椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。

 

 

レントゲンで診断でき、その後内科的療法を行います。
レントゲンで診断できない場合、脊髄造影やCT、MRIといった人間と同じ方法で診断する事もあります。

 

 

また、内科的療法で症状が良くならない場合、外科的療法へと移行します。

 

 

外科的療法を行うと、まれに、重度の神経障害が残る場合もあり、車椅子生活を余儀なくされる事もあります。
後ろ足に麻痺が残ると、膀胱も麻痺してしまう事が多いので、飼い主が膀胱を圧迫して排尿させてあげなければならなくなります。

 

 

原因は色々ありますが、近年の住宅事情の中で、フローリングが増えたことも一つです。

 

 

 

カチカチと滑りながら室内を走り回る犬は、足や腰、背骨や首に必要以上の負担がかかっているために、ヘルニアになりやすいと言われています。
飼い主として、犬が辛い病気にならないために、なるべくじゅうたんやカーペットをひくなど、配慮が必要です。

 

また、階段の症候や、散歩時に無理にリードを引くことも、首を痛める原因になります。
犬はしゃべることができないので、飼い主が日常の行動をよくみて、異常を早期に発見できるようにしたいものです。

 

 

もしくは、健康であってもMRIの定期的な検査を受けることも病気を早期発見する1つの手段です。

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