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腰ヘルニアとは?

 

腰部のヘルニアとしてよく知られているのが、「椎間板ヘルニア」です。

 

椎間板ヘルニアは、脊椎(背骨)の椎間板に起こるヘルニアで、いわゆる腰骨の病気です。
同じ腰部のヘルニアでも、骨ではなく筋肉部分に起こるヘルニアもあります。

 

それを、「腰ヘルニア」と呼びます。

 

 

腰ヘルニアは、発生する箇所によってさらに下腰ヘルニアと上腰ヘルニアとにわけられます。

 

 

下腰ヘルニアは、腰の下部の腸骨櫛と、外腹斜筋と、濶背筋の3つの筋肉に囲まれた下腰三角という部分に発生します。
上腰ヘルニアは、肋骨・下後鋸筋と、内腹斜筋と、仙棘筋の3つの筋肉で形成された上腰三角という部分に発生します。

 

 

この三角部分が他の部分に比べて抵抗が弱くなっているため、ヘルニアが出やすくなっているのです。

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腰ヘルニアの原因

 

「腰ヘルニア」はその半数が後天的な非外傷性の病気と言われています。
非外傷性というのは、労働による筋肉疲労や、咳、腹圧の上昇や加齢などを言います。

 

 

それらの要因が、上腰三角や下腰三角部分に影響を与え、ヘルニアが発生するということです。

 

また、外傷が原因で起こる腰ヘルニアも、約26パーセントとなっていて、決して少ない数字ではありません。

 

 

先天性なものとしては、、腰・背の筋肉や腱膜、肋骨などに発育不全があったり、奇形などが原因と言われています。
これは、全体の19パーセントほどです。

 

腰ヘルニアの症状と診断

 

「腰ヘルニア」は「腰椎椎間板ヘルニア」と違って、非常にまれな病気です。
数少ない症例の統計をとると、発症年齢は0歳から70、80歳代という広範囲で、男女の差もほとんどありません。

 

患者のほとんどに、一見してわかるような腫瘤があるため、比較的診断は簡単です。
そのほかにはあまり症状はなく、まれに軽度の痛みを感じる程度です。

 

 

背中から見て、腰の右側や左側にぽこっと腫瘤が出ていたら、腰ヘルニアが疑われます。

 

 

かんとん(ヘルニアが戻らなくなる状態)の可能性は少ないので、たいていは押せば中に戻ります。
脱出したヘルニア内容は、大網(胃下の脂肪組織)、小腸、大腸、腎臓、卵巣、虫垂などがあります。

 

腰ヘルニアの手術法

 

「腰ヘルニア」のやっかいなところは、放っておくと次第に増大していく点にあります。

 

大きくなればなるほど、その修復も困難になっていくので、特別なことがないかぎり、患者には手術という治療法がとられます。

 

 

基本的には、ヘルニア門を直接縫合するといった修復術が用いられます。
しかし、修復が困難なほどヘルニア門が大きかったり、縫合する場所が弱すぎる場合は、メッシュを用いた修復術になります。

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